株式投資が債券、投信、FX等と比べて最もおすすめの投資である理由

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おすすめの投資や資産運用について知りたい方へ。

投資や資産運用に興味があるけど、何をすれば良いのかわからない…など、漠然と不満を抱いている方は多いと思います。

例えば年金だけで老後を迎えるのは不安ですよね。私は団塊ジュニア世代ですが、私達の世代が年金で現在の生活水準を維持できるとは思いません。そのため若いうちに投資や資産運用のスキルを身に着ける事は「身を助ける事」になります。

しかし投資や資産運用が大切とわかっていても、株、FX、債券、投資信託、先物、不動産など色々あるので、未経験の方には何を選べばよいのか、わからないかもしれません。

そこで本記事では、投資や資産運用の前段階として「そもそも何に投資すれば良いのか」という疑問への回答として、「私の意見(株がイチバン)」を紹介します。私は、金融商品に関する資格(金融先物取引業務内部管理責任者資格、証券内部管理責任者資格など)と投資経験( 株、FX、債券、投資信託、先物、不動産 )を一通り備えていますが、主に「株」のおかげで自分年金ができ、100歳を超えても金銭面の不安はない状況です。

株式投資は環境が整備されている

株式投資はネットで誰でも簡単にできます。株を買う手間は、Amazonで本を買う手間と大差ありません。証券口座を開設して入金して取引画面から買い注文を出すだけ。スマートフォンでも簡単に売買できます。

ただし「誰でも簡単に始める事ができる」といっても「簡単に儲かる」わけではありません。そこは明確な区別が必要ですが、少なくとも上場株式の売買自体はとても簡単です。

これが例えば、不動産投資だと手間がかかります。私はマンションと戸建を買いましたが、宅地建物取引主任者の説明を受けて、契約書を交わして、登記をして…と、買うまでには多くの時間と労力がかかります。

一方、不動産を多数所有する企業の株を買えば、その企業の部分オーナーになる事と同義ですが、買うまでに時間も手間もほぼかかりません。ネットで簡単に企業オーナーになれるということは、考えてみれば凄いことです。それだけ株式投資の環境は整えられているわけですね。

手数料も格安です。例えば1000万円分の株を買って10年後に売却したケースを考えても、必要な手数料は買いと売りの売買手数料だけ。しかも金額は大体2千円程度。僅かな手数料で売買や管理をきっちり行ってくれます。

儲かった場合には税金がかかりますが、税制面も色々と優遇されていて、少額非課税のNISA、申告不要の特定口座、損益通算や損失繰越、配当控除などが利用でき、至れり尽くせりといった感じです。

株式投資は企業成長の恩恵を享受できる

株式とは企業の権利書で、株を買うことは企業の一部を所有することと同義です。そして株式会社は営利を目的としており、所属する従業員達は知恵を絞って利益増大に取り組んでいます。

この「人が知恵を絞って価値増大に取組んでいる」ことは、外為や債券や商品にはない株の特性です。そしてこの特性のために、長期スパンで見ると「歴史的に最も利回りが良かった金融商品」となっています。

この要因を一段深堀すると、ホモ・サピエンスは「改善に向けた努力をしてしまう生き物」、というよりむしろ「改善志向こそが人間の人間たるゆえん」です。人間は石器を改善し、土器を改善し、竪穴式住居を改善し…そして今現在に至るわけで、1000年前より100年前、100年前より今現在の方が、格段に便利で暮らしやすくなっています。

それでもなにやら別の不満を見つけて「昔の人の方が幸せだった」などと錯覚して現状に満足できずに改善の努力をしてしまうのが人のサガで、株式はそうした「人間の人間たるゆえんの改善志向」を巧みに利用した証券だと考えます。

成長企業の一部を所有できれば、その後は「ほったらかしでも勝手に成長してくれる」という特徴は、株式投資に特有の魅力であり恩恵です。株って素晴らしいですね。

株式投資は努力が結果につながる

株式投資は努力が結果につながりやすい分野です。投資で成功するための十分条件は「将来の企業価値についての正確な理解」であり、将来の企業価値を見定める目は、正しい努力を重ねることでプロと遜色ない程度に培うことができるからです。

これに対して、株やFXや先物やオプションの「トレード」の場合、成功のために努力が必要な点は投資と同じですが、プロのトレーダーと大多数の一般人の間には「努力では超えられない壁」があります。

例えるなら、長期投資は長距離走、短期トレードは短距離走といった感じです。一般人でも正しいトレーニングと精進を重ねればマラソンを2時間台(サブスリー)で走ることができますが、100mを11秒台で走れるのはどんなに正しいトレーニングや精進を重ねても一部の人だけ、といった感じです。

投資もトレードも、情報を基に意思決定を繰り返す点は同じなのですが、トレードには他のプレイヤーとの駆け引きの要素が多く、セオリーが立てづらいのです。

そこがトレードの面白さでもあり私は大好きなのですが、資産形成を目的に考えると、投資をしっかり勉強したほうが着実に目的達成に近づくと思います。

株式投資をすると決めた後に取るべき行動は?

投資や資産形成を目的とする場合、上述の理由で株式が最も魅力的な商品だと思います。ただし個別株への投資の場合、対象銘柄についての知識が必須となります。「その銘柄の知識の有無に関わらず雑誌の推奨銘柄に従って買う」という戦術で臨んでも、儲かり続けることは難しいでしょう。

個別銘柄の研究に時間を割きたくない方は、全体的に投資するインデックス投資という選択肢もありますが、リスクの低下と表裏一体でリターンも低下します。

また、「インデックス=算出方法を公表=手の内をさらしている」といった状況のため、トレーダー達に「美味しい餌=コスト」を納めているという側面もあります。そのため私個人の好みは個別株への投資です。

個別銘柄で資産運用を始める前には、理論と実地の両方でしっかりと訓練を重ねる事が理想です。株式市場は戦場なので、戦略と戦術と武器を全て備えてから戦うべきなのです。

しかし参戦しなければなかなかそれらが備わらないというジレンマもありますし、そもそもどうやって武器を備えればよいのか、分からない方も多いと思います。

そのあたりの解決策を次回は考えてみたいと思います。

まとめ(私の結論のまとめ)

  • 資産形成を目的とする場合、一般論としては株式投資が最も優れています。
  • 理由は取引環境が整備され、コストが低く、企業成長の恩恵を享受でき、努力が結果につながるからです。
  • 個別株への投資は簡単ではなく訓練が必要ですが、それでもおすすめです。